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【2019参議院選挙】

選挙の概要.
 一昨日(7/21)投票された、令和初の国政選挙・第25回参院選は、自民・公明両党が改選124議席の過半数(63議席)を確保した。しかし自公に日本維新の会を加えた、憲法改正に前向きな『改憲勢力』は、国会発議に必要な3分の2(非改選議席と合わせて164議席)には届かなかった。
 しかし選挙結果を見るに、6年半を超えた安倍晋三・首相の政権運営は信任されたといえよう。
 選挙後初となる臨時国会は、8月1日召集の見通しで、参院の新正副議長を選出する。首相は翌9月、内閣改造と党役員人事を実施する方針。
 なお、この度の選挙の投票率(選挙区)は48・80%で、過去最低だった平成7年の44・52%に次ぐ低さ。政治不信の表れだろうか。

党派別、結果概要.
 『自民』は大量の57議席をも確保したが、接戦を演じた秋田、山形、新潟、滋賀などでは落選。また、改選複数区の北海道、千葉、東京で2人が当選したが、広島では現職の溝手顕正・元国家公安委員長が落選し、改選2議席を独占できなかった。
 『公明』は候補を擁立した7選挙区全てで当選し、比例を合わせ改選11議席を上回り、14議席を獲得。
 『立民』は改選9議席の倍近い17議席を獲得。一方、『国民』は改選8議席を割り込んで6議席に留まった。『維新』は改選7議席を上回り10議席、『共産党』は横ばいで7議席を獲得した。
 『諸派』では、『れいわ新選組』(代表・山本太郎氏)が、難病患者や重度障害者など多様な候補者を擁立し、比例で2名当選した。しかし、山本代表は落選。
 間もなく(8/1)召集される臨時国会では、『れいわ新選組』の重度障害議員対応の、国会バリアフリー化が喫緊の課題となろう。
 同じく『諸派』で、件の『NHKから国民を守る党』(略称:N国党)は、比例で立花孝志・代表の1議席を確保した。『N国党』(エヌこくとう)は、全国いたる選挙区で候補者を擁立したが、当選したのは立花代表ただ一人。一体『N国党』は、国会で何をしようというのだろうか・・・

* * *

 憲法改正の国会発議に必要な3分の2の改憲勢力を得られなかった安倍首相。そこで、今回の選挙で奮わなかった国民々主党に秋波を送るも、平野博文・同党幹事長(元文科大臣)に袖にされたらしい。因みに、平野氏の政策・主張は、「憲法の改正賛成。憲法第9条の改正も賛成」、との事。

★産経ニュース『改憲勢力3分の2届かず 与党は改選過半数確保 1人区は自民22勝』(2019.7.22)他、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/politics/news/190722/plt1907220054-n1.html

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