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【核とミサイルの開発中止、ホント?】

核・ミサイルの開発中止.
 北朝鮮は一昨日(4/20)、朝鮮労働党の中央委員会総会を開き、4/21から核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を中止し、北東部、豊渓里(プンゲリ)の核実験場を廃棄すると決定した。
 南北首脳会談や米朝首脳会談を前に、核開発を優先してきたこれまでの路線を、大きく転換させた形だ。
 米朝会談に向けた条件整備ともいえようが、核保有国としての立場は取り下げておらず、「完全な非核化」には言及しなかった。完全な核廃棄を求めるトランプ米政権との非核化交渉は難航も予想される。

中止の背景.
 金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、昨年11月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射を受けて「核戦力兵器化の完結」が検証され、もはや核実験やミサイル試射は必要なくなった、との論理による今回の決定だ。
 廃棄を決めた豊渓里の核実験場は6回にわたって核実験が繰り返されてきた。昨年9月の実験以降は、余波とみられる地震が複数回観測され、これ以上の実験には耐えられないとの分析があった。早晩、廃棄は不可避だったと見られていた。
 制裁が完全履行されれば、貿易額の9割を失うという状況下、経済政策への集中も避けられなかったのだろう。
 金委員長は、核保有国として「核軍縮」に臨む姿勢を示しており、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」を迫るトランプ政権との溝が埋まった訳ではない。

●ホントかなぁ。なんせ、『狼少年』(イソップ寓話)だからなぁ。

日本の反応.
 小野寺五典・防衛相は北朝鮮の決定について、「国際社会が求めているのは、完全で検証可能な不可逆的な方法で、全ての大量破壊兵器とあらゆる弾道ミサイルを放棄することだ」、とした上で、「日本にとっては、中・短距離弾道ミサイルの放棄がなければ意味がない」、と断言した。
 また、今回の北朝鮮決定に関わらず、北朝鮮への「最大限の圧力」を維持するとも強調。


★産経ニュース『北朝鮮が核実験場を廃棄、ICBM発射中止 党中央委総会で決定』(号外)、(2018.4.21)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210004-n1.html

★産経ニュース『【北の核実験場廃棄声明】米朝交渉の正当化に迫られ…苦肉の「勝利」宣言』(2018.4.21)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210025-n1.html

★産経ニュース『【北の核実験場廃棄声明】小野寺防衛相「中・短距離含まれなければ意味ない」 日本として満足できず』(2018.4.21)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210006-n1.html
より.


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