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【トランプ大統領、ロシア疑惑の真実】

 現在アメリカで、ウォーターゲート事件を上回る、米国憲政史上最大とも言われるスキャンダルが爆発している。
 この政治スキャンダルで追及されているのはトランプ大統領でなく、オバマ前大統領やその政権の関係者、そしてヒラリー・クリントン前大統領候補(元国務長官)などのリベラル勢力だ。

実体の無かった「ロシア・ゲート問題」.
 日本では未だ、所謂「ロシア・ゲート問題」でトランプ政権が揺さ振られていると思っている人が多い。ところが今や、ロシア・ゲート問題は全く存在しない事が明らかになっている。
 2016年の米大統領選挙中、所謂「ロシア・ゲート問題」が騒がれ出してから丸2年が経つが、トランプ陣営がロシア側と共謀していた事実は何一つ見つかっていない。
 反トランプ色の強い司法省の責任者も、「長い時間をかけて捜査したが、ロシア・ゲート事件はなかった」、との趣旨を明言している。

オバマ政権の罪.
 2016年の大統領選挙で、トランプ候補に脅威を感じていたオバマ政権は、対抗するヒラリー・クリントン候補の当選を画策した。
 ヒラリー候補を当選させる為には、「e-mail問題」を隠蔽する必要があった。
 「e-mail問題」とは、ヒラリー・クリントン国務長官(当時)が、国務省の機密扱いのメールを、個人サーバで扱っていた法律違反に当たる行為で、重罪に値する。
 ところが、当時のロレッタ・リンチ司法長官とコミーFBI長官は、ヒラリー女史を政治的に支持する立場から彼女を起訴せず、“無罪放免”にしてしまった。これがオバマ政権の第1の罪。

 第2の罪は、トランプ候補の足を引っ張るため、「ロシア・ゲート」という罠を仕掛けたことだ。
 あたかもトランプ陣営とロシア政府が関係があるかの如くに噂を流し、そうしてトランプ候補にダメージを与え、当選を阻もうとした。
 オバマ政権は、自らと同じ民主党のヒラリー・クリントン候補を当選させる為、公的権力を利用して大統領選挙戦に干渉していたのだ。
 これは大統領の犯罪そのものである。ウォーターゲート事件などを遙かに上回る、アメリカ憲政史上最悪の政治スキャンダルの一つである。

「ヌーネス・メモ」が暴いた、恐るべき権力犯罪.
 米下院情報委員会のデビン・ヌーネス委員長(共和党)が、2018年1月、FBIや司法省の内部機密文書を査読し、不正行為を調査した結果を1つのメモに纏めた。これを「ヌーメス・メモ」という。
 ヒラリー・クリントン陣営とFBI幹部が、トランプ候補の追い落とす為、共謀して違法なトランプ陣営の情報監視を行なっていたのだ。これを実証した動かぬ証拠が、「ヌーネス・メモ」である。

反撃に出たトランプ陣営.
 トランプ陣営が反転攻勢に出た。2018年5月、トランプ大統領は、自らの陣営が2016年の大統領選挙の際、FBIによって情報監視されていたかどうかを調査するよう、司法省に命じた。
 焦点はオバマ政権が、そのような要請をFBIに行なっていたかどうかである。状況を考えれば、オバマ大統領自身がトランプ陣営へのスパイ行為を命じた可能性が疑われる。

 それにしても、ウォーターゲート事件を上回るこれだけの大事件の核心を、全く報道しない日本のマスコミとは一体何なのだろうか?

★産経ニュース『【正論8月号】日本のマスコミが報じないトランプ・ロシア疑惑の真実 リベラルたちの“国家犯罪” オバマ・クリントン・ゲート』(国際政治学者・藤井厳喜氏)、(2018.7.29)、より.
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180729/wor1807290004-n1.html

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