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【レーダー照射、韓国『逆ギレ』の真相】

日本のEEZに、韓国の軍鑑.
 先月20日、韓国の駆逐艦が日本の哨戒機に射撃用レーダーを照射。日本は不当な敵対行為に対し、抗議し謝罪を求めた。ところが韓国が逆ギレし、事実を否定した上、不遜にも謝罪要求し返す始末。
 現場は能登半島沖の、日本の排他的経済水域(EEZ)。ここに外国の軍艦が出没すれば、日本の哨戒機が来るのは分かり切った話だ。

遭難した、北の船を救助か.
 当時、防衛省が公開した映像を見ると、現場には韓国の駆逐艦と警備救難艦、それに北朝鮮の漁船が一緒にいた。従って韓国が言うように、「遭難した北朝鮮船救助のため」だったのは事実だろう。だが、駆逐艦は海軍の所属で、警備救難艦は海洋警察の所属であり、所属の異なる二つの艦が共同で行動していたことになる。所属が違う以上、指揮系統が異なるため通常、共同での作戦行動はない。
 しかし、海難救助の場合は例外で、国際法により救助の義務が定められており、従って海軍と海洋警察が共同して海難救助に当たることはあり得る。だが、北朝鮮の船は救難信号を出していない。救難信号を出していない以上、海難救助には該当しない。
 海難救助でもないのに海軍と海洋警察に共同で活動するよう命令できるのは、韓国では大統領しかいない。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、「遭難した北朝鮮船を救助せよ」と命令したのだ。

北朝鮮から救助要請が?
 北朝鮮の船は救難信号を出してないのだから、文大統領がその遭難を知る由もない。ところが救助を命じたという事は、北朝鮮本国から直接、文大統領宛に救助要請があったとしか考えられない。要請ができる人物は、北朝鮮のトップである金正恩(キム・ジョンウン)委員長しかいない。
 金委員長が直接、救助を要請する程の重要な任務を帯び、しかも漁船に似た船は、北朝鮮の工作船しかない。
 そもそも、日本に漂着した北朝鮮の漁船は粗末な木造で無線機器などなく、遭難しても連絡の手段がない。ところが此の船は、救難信号を出すことなく、北朝鮮本国に遭難の事実を伝達している事から、秘匿装置付きの特殊な通信機を装備していたに違いない。その様な船は、国家保衛省の秘密警察に所属する工作船だけだ。
 つまり、金委員長は日本に工作船を侵入させようとしたが、能登半島沖でエンジン故障を起こして漂流し、日本に漂着して発覚するのを恐れた金委員長が、文大統領に救助を依頼したのだ。

 通常の救難活動であれば警備救難艦だけで十分だが、能登半島沖の日本のEEZで活動していれば、日本の哨戒機が飛んで来るのは目に見えている。
 そこで韓国海軍の駆逐艦が警備救難艦に付き添い、日本の哨戒機に射撃用レーダーを照射して追い払った、という訳だ。

日米韓同盟、終焉か.
 韓国は本来、日米と軍事協力体制を構築しており、日米韓は相互に情報を提供し合わなければならない筈。韓国はそれをしないばかりか、北朝鮮の敵対行動に協力したことになる。
 今回の問題で、日米韓の軍事協力体制は崩壊したと言ってよい。文大統領が辞任しなければ、遠からず、日韓関係も米韓同盟も終焉を迎えることになるだろう。

●さすが軍事ジャーナリスト、鋭いご指摘。


★iRONNA(オピニオン・サイト)『北朝鮮工作に加担した文在寅、韓国の逆ギレはこれで説明がつく』(軍事ジャーナリスト・鍛冶俊樹氏) 、(2019/01/10)、より.
★上記へのリンク https://ironna.jp/article/11638

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