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【韓国併合の残渣】

 博覧強記の評論家・八幡和郎氏は、新著『捏造だらけの韓国史 ―― レーダー照射、徴用工判決、慰安婦問題だけじゃない』を執筆しながら、次の様に感じたという。「日本が文化面で韓国人から学んだとかお世話になった事など古代から何も無いという事であり、一方、韓国人が日本から学んだことは多いのに殆ど研究もされずに不明だという事だ。」
 多くの日本人は何となく、朝鮮半島から様々な文物や文化が伝えられたと思い込んでいる。八幡氏はそれを否定し、「それは錯誤で、明治43年の『韓国併合』以降の刷り込みではないか」、と考えている。
 元々朝鮮人を低く見る傾向にあった日本人に対し、明治政府や朝鮮総督府が、朝鮮を見下さないように諭すと共に、併合された韓国側を慰撫するために始めた『お世辞』と『お世話になったキャンペーン』の名残、と氏は見ている。

 「日本は確かに百済には負っているが、実際に文化を伝えた殆どが中国人で、韓国とは関係ない。論語を伝えたとされる王仁(わに)博士も、百済経由で来日した中国人だ。そもそも百済は日本の友好国であったが、滅亡の際、支配層の大部分は日本に亡命して日本人に同化した。したがって、韓国は百済の継承国とは言えない」、と氏は断じる。
 「桓武天皇の生母は百済の王女」、との説もあるが、実際は、生母は百済の武寧王の遙か後世の子孫で、帰化して日本人となった『和(やまと)氏』の出身に過ぎず、到底、王女とは言い難い。

 我々が韓国に、恩義・敬意・親しみを感じたりするのは、勘違いに基づく部分が大きいのかも知れない。
 日本人は、史実を無視・軽視する韓国に、迎合やリップサービスをずっと繰り返してきた。中国には文句を言えない韓国が、日本に対しては居丈高で無礼な態度を取る現状も、日本自身が招いた部分が大きい。
* * *

 なーるほどー。慰安婦問題・徴用工判決・レーダー照射・韓国議長の暴言等々、問題の根源は『韓国併合』にあったのか。

★産経ニュース『【阿比留瑠比の極言御免】日本は韓国に世話になったのか』(論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比氏)、(2019.2.8)、より.
★上記へのリンク https://special.sankei.com/a/column/article/20190208/0001.html

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