【これが犯人か(PCトラブル②)】
今回のPCトラブルの切っ掛けとなったテレビ機能の不具合は改善され、順調である。苦労のしがいがあった。尤も、テクニカル・サポーター(複数)の遠隔操作なしには成し得なかったことではあるが。
苦労したのだから、今後のためにも、トラブルが発生した原因等について記録し、残しておきたい。
PCの復旧を遠隔操作により助力してくれた、あるテクニカル・サポーターからの指摘が大きなヒントを与えてくれた。
そのテクニカル・サポーターは遠隔操作をしていた際、デスクトップ画面にあった“PCメンテナンス・ソフトウェア”のアイコンをポインターで指し示しながら、「これは使わない方が良い」と指摘してきた。
でもこのソフトは、侵入したマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の発見・除去やレジストリ(CPUの一領域で、プログラムの実行を制御する)等の異常を修復してくれるので役立っている、と当方はてっきりそう思い込んでいた。
その旨をテクニカル・サポーターに伝えると、「どうしても使い続けたいのなら・・・・・」、「(トラブルを避けるため)ダウンロードは余りしない方が良い」、と不承不承のニュアンスが返ってきた。
当該PCメンテナンスソフトは、PCソフト作成・販売を手がける大手企業が運営する、権威あるパソコン関連インターネットshopから購入したもので、当方は信頼しきっていた。昨年、その最新バージョンのお試し版を無料配信するというのでダウンロードした。
そこまでは良かったのだが、その後、正規版の購入督促メッセージが、デスクトップに繰り返し表示されるようになった。役に立つソフトだと思い込んでいたし、あまりのしつっこさに根負けし、正規版を購入し、ダウンロードした。その際、疑問点があったように記憶している。
そのPCメンテナンス・ソフトの最新バージョンをパソコン内にインストールした頃から、テレビ機能が劣化し出しし、また、レジストリ異常の警告メッセージ頻繁に出るようになった。それまでは、“レジストリ異常の警告メッセージ”なんて、見たことはなかった。
当初、テレビの不調はインターネット経由で侵入したマルウェアの所為だとばかり思っていた。件のPCメンテナンス・ソフトを使ってマルウェアを除去すると、テレビは幾分まともな状態に戻る。しかし、インターネットを切断してもテレビは不調をきたし、レジストリ異常も起きた。
この期に及んでやっと、このパソコン内部には既にウィルス(マルウェア、スパイウェア)が潜んでおり、それがパソコンに悪戯をしているのだろう、と気付いた。
テクニカル・サポーターからの指摘もあり、当該PCメンテナンス・ソフトがそのウィルスの正体であろう、と確信するようになった。
褒められた話ではないが、結果として、OSを繰り返し入れ替えたことでパソコン内部(メインのCドライブ)がクリーニングされ、それまであったデータが全て消去されてしまったが、同時にウィルスも消え去った。
今現在、ウィルスのいないパソコンは、きびきびと順調に稼働している。
●件のPCメンテナンス・ソフトの、考えられる販売戦略。
①権威あるPC関連インターネット・shopを通じて販売することで、知名度・信頼度を高める。その時点では、ウィルスは組み込まれていない。
②新しいバージョンのお試し版(無料)を配信する。
③お試し版を正規版(有料)にするよう、執拗に勧める。
④ダウンロードする際、ユーザーの手際を見極め、玄人か素人の峻別をする。
⑤パソコンの素人のみに、ウィルスの仕込まれたソフトを送付する。
⑥パソコン内部(CPU:中央演算処理装置)でこっそりと不具合を発生させる。
⑦素人ユーザは、このPCメンテナンス・ソフトを使ってその不具合を除去する。
⑧ユーザは負のスパイラルに陥り、当該ソフトを手放せなくなる。
⑨中毒ともいえる状態になったユーザーは、際限なく最新バージョンを購入し続ける。
このウィルスはCPU内のレジストリを操作しているので、電源を切ればその痕跡は消滅して残らなし、痕跡が残らないから発見するのが難しいのではなかろうか。
なお、以上は飽くまでも素人の邪推なので、固有名称は控える。
また、一部とはいえ、パソコンの専門家が目を着けていることから、いずれ、問題が表面化することになるかも知れない。
苦労したのだから、今後のためにも、トラブルが発生した原因等について記録し、残しておきたい。
PCの復旧を遠隔操作により助力してくれた、あるテクニカル・サポーターからの指摘が大きなヒントを与えてくれた。
そのテクニカル・サポーターは遠隔操作をしていた際、デスクトップ画面にあった“PCメンテナンス・ソフトウェア”のアイコンをポインターで指し示しながら、「これは使わない方が良い」と指摘してきた。
でもこのソフトは、侵入したマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の発見・除去やレジストリ(CPUの一領域で、プログラムの実行を制御する)等の異常を修復してくれるので役立っている、と当方はてっきりそう思い込んでいた。
その旨をテクニカル・サポーターに伝えると、「どうしても使い続けたいのなら・・・・・」、「(トラブルを避けるため)ダウンロードは余りしない方が良い」、と不承不承のニュアンスが返ってきた。
当該PCメンテナンスソフトは、PCソフト作成・販売を手がける大手企業が運営する、権威あるパソコン関連インターネットshopから購入したもので、当方は信頼しきっていた。昨年、その最新バージョンのお試し版を無料配信するというのでダウンロードした。
そこまでは良かったのだが、その後、正規版の購入督促メッセージが、デスクトップに繰り返し表示されるようになった。役に立つソフトだと思い込んでいたし、あまりのしつっこさに根負けし、正規版を購入し、ダウンロードした。その際、疑問点があったように記憶している。
そのPCメンテナンス・ソフトの最新バージョンをパソコン内にインストールした頃から、テレビ機能が劣化し出しし、また、レジストリ異常の警告メッセージ頻繁に出るようになった。それまでは、“レジストリ異常の警告メッセージ”なんて、見たことはなかった。
当初、テレビの不調はインターネット経由で侵入したマルウェアの所為だとばかり思っていた。件のPCメンテナンス・ソフトを使ってマルウェアを除去すると、テレビは幾分まともな状態に戻る。しかし、インターネットを切断してもテレビは不調をきたし、レジストリ異常も起きた。
この期に及んでやっと、このパソコン内部には既にウィルス(マルウェア、スパイウェア)が潜んでおり、それがパソコンに悪戯をしているのだろう、と気付いた。
テクニカル・サポーターからの指摘もあり、当該PCメンテナンス・ソフトがそのウィルスの正体であろう、と確信するようになった。
褒められた話ではないが、結果として、OSを繰り返し入れ替えたことでパソコン内部(メインのCドライブ)がクリーニングされ、それまであったデータが全て消去されてしまったが、同時にウィルスも消え去った。
今現在、ウィルスのいないパソコンは、きびきびと順調に稼働している。
●件のPCメンテナンス・ソフトの、考えられる販売戦略。
①権威あるPC関連インターネット・shopを通じて販売することで、知名度・信頼度を高める。その時点では、ウィルスは組み込まれていない。
②新しいバージョンのお試し版(無料)を配信する。
③お試し版を正規版(有料)にするよう、執拗に勧める。
④ダウンロードする際、ユーザーの手際を見極め、玄人か素人の峻別をする。
⑤パソコンの素人のみに、ウィルスの仕込まれたソフトを送付する。
⑥パソコン内部(CPU:中央演算処理装置)でこっそりと不具合を発生させる。
⑦素人ユーザは、このPCメンテナンス・ソフトを使ってその不具合を除去する。
⑧ユーザは負のスパイラルに陥り、当該ソフトを手放せなくなる。
⑨中毒ともいえる状態になったユーザーは、際限なく最新バージョンを購入し続ける。
このウィルスはCPU内のレジストリを操作しているので、電源を切ればその痕跡は消滅して残らなし、痕跡が残らないから発見するのが難しいのではなかろうか。
なお、以上は飽くまでも素人の邪推なので、固有名称は控える。
また、一部とはいえ、パソコンの専門家が目を着けていることから、いずれ、問題が表面化することになるかも知れない。
― 続く(反省・問題点)―
2013-05-29 18:01
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