【反省･問題点(PCﾄﾗﾌﾞﾙ･終)】

　PCﾄﾗﾌﾞﾙを実体験したことから､いくつかの反省点や､留意しておくべき問題点が見えてきた｡それらを書き記しておきたい｡

[留意しておくこと]
●ｱﾌﾟﾘ(ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ･ｿﾌﾄｳｪｱ)のﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞは必要最少限に抑えるべき ← ﾏﾙｳｪｱを取り込んでしまう危険があるから｡
●ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞをする場合､(圧縮)ﾌｧｲﾙを保存しておくこと ← 消滅してしまったｱﾌﾟﾘ実行ﾌｧｲﾙの再設定の可能性が残るから｡
●ｱﾌﾟﾘ購入の際､[ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ]か[CD-ROM]かの選択ができる場合､[CD-ROM]の方が好ましい ← (上記のﾄﾗﾌﾞﾙ対策の強化に資するから｡

●OS(ｵﾍﾟﾚｰﾃｨﾝｸﾞ･ｼｽﾃﾑ)のｱｯﾌﾟ･ｸﾞﾚｰﾄﾞはしない方が良い｡
　平均数年でﾊﾟｿｺﾝを更新しているから､急いで最新のOSを導入する必要はない｡せっかちに導入するとﾄﾗﾌﾞﾙ発生の誘因になりかねない｡

●外付けﾊｰﾄﾞﾃﾞｨｽｸ等にﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟをとっておく｡そうすれば､今回の様なﾄﾗﾌﾞﾙが発生しても容易に復旧できる｡

●新たに“録画ﾎﾙﾀﾞｰ(保存版)”を作成し､ﾃﾚﾋﾞからの録画･永久保存版を大切に保管していたところ､今回のPCﾄﾗﾌﾞﾙでﾎﾙﾀﾞｰごと全て消去されてしまった｡初期設定にあった2つのﾎﾙﾀﾞｰに格納しておいたﾃﾚﾋﾞ番組は､全て復活した｡
　初期設定は､あまりいじくらない方が良い｡

[無知の知]
　ﾐﾆ･ｺﾝﾋﾟｭｰﾀと呼ばれていた頃からの経験があるので､ﾊﾟｿｺﾝについては並みの知識ありと思っていたが､自惚れだった｡
　現在のﾊﾟｿｺﾝは､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続を前提としている｡従って､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄの知識がないと話にならない｡当方のｲﾝﾀｰﾈｯﾄ実績はまだ3年程度｡今回のPCﾄﾗﾌﾞﾙは､職場のﾊﾟｿｺﾝ通に訊けば簡単に対処できたろう｡しかし今は退職の身｡ﾊﾟｿｺﾝ仲間は誰一人いない｡
　結局､当方のｲﾝﾀｰﾈｯﾄ､ﾊﾟｿｺﾝに関する知識は初心者ｸﾗｽだった､と思い知らされた

　今回のPCﾄﾗﾌﾞﾙ対処に当たり､｢ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続｣と｢(自分の)ﾌﾞﾛｸﾞ再設定｣について､自分にはとてもできないとの思い込みから､専門家による遠隔操作に頼った｡しかし､それらは初心者でも比較的簡単にできることが後になって分かり､ｶﾞｯｸﾘした｡
●｢ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続｣は､Windows付属の｢ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続ﾂｰﾙ｣を使えば､一般のﾕｰｻﾞｰでも比較的簡単にｲﾝﾀｰﾈｯﾄに接続できる｡
●｢(自分の)ﾌﾞﾛｸﾞ再設定｣は､何も難しく考える必要などなく､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄに接続して自分のﾌﾞﾛｸﾞへのﾛｸﾞｲﾝすれば事足りる｡
●表示されたﾌﾞﾛｸﾞのURL(ｱﾄﾞﾚｽ)をﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟ画面にﾄﾞﾗｯｸﾞすればｱｲｺﾝができ､ﾌﾞﾛｸﾞへ簡単にﾛｸﾞｲﾝできる｡

　今回のPCﾄﾗﾌﾞﾙ対処に当たり､｢ｲﾝﾀｰﾈｯﾄの無知の知｣を理解した｡余談だが､｢ｿｸﾗﾃｽの女房｣の心配はない｡
　ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ､ﾊﾟｿｺﾝの再学習には時間的制約がある｡職場のﾊﾟｿｺﾝ通に訊く環境もない｡ﾊﾟｿｺﾝ仲間もいない｡今後､PCﾄﾗﾌﾞﾙが発生したら､専門家の遠隔操作に頼るのが安全なのかも知れない｡失敗を繰り返しながら､徐々に知識を獲得していけば良いだろう｡

[健康上のこと]
　ﾊﾟｿｺﾝにおけるﾃﾞｰﾀ･情報の遣り取りは目に見えないところで行われる｡順調に稼働している時は良いが､そうでない時は心的疲労が大きくなる｡
　従って､ﾊﾟｿｺﾝに余り詳しくない者が､長時間に亘りPCﾄﾗﾌﾞﾙに向き合うのは控えた方が良い｡心的疲労により判断を誤る事が多くなるし､長時間ﾊﾟｿｺﾝに向き合うのは健康上好ましくない｡

　我が家のﾊﾟｿｺﾝ･ﾗｯｸは座高の高かった旧ﾀｲﾌﾟのﾊﾟｿｺﾝ用で､これに新しいﾊﾟｿｺﾝを設置しているから､背中を丸めてﾊﾟｿｺﾝ画面を覗き込む姿勢になってしまう｡胃が圧迫されてしまうのだ｡健康のため､いずれﾊﾟｿｺﾝﾗｯｸを更新しよう｡

　今回のPCﾄﾗﾌﾞﾙで､心的疲労の蓄積と胃部の圧迫により､胃が少々不調となった｡ﾀｲﾑﾘﾐｯﾄは無いのだから､今後はのんびり対処することにしよう｡

― 以上 ―