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【橋下氏の慰安婦発言】

 日本維新の会共同代表・橋下氏の慰安婦発言が物議を醸している。
 過激な発言が飛び出した背景には、
 ①敢えて過激な発言をし、「維新の会は本音を言う政党だ」との印象付けを図る。
 ②「年内に維新が消滅することもあり得る」、と語る橋下氏の焦り。
があるようだが、余りにもストレートに実情を吐露してしまった感は否めない。政界外の人間が言うならまだしも、政党を代表する者は同時に、発言の及ぼす効果・影響も併せて考慮する必要があろう。

 元慰安婦の韓国人2名が、この問題に関する橋下氏との面会をドタキャンしたことについて、維新の会・中山成彬氏はツイッターで、「(面会していれば)化けの皮が剥がれたのに・・・」と残念がり、また、「(元慰安婦の)2人は『会いたくない、政治利用される心配もある』とドタキャンした理由を説明しているが、面談を申し入れてきたのも、これまで政治利用してきたのも先方側だった」、と指摘している。
 中山氏は橋下氏同様、真実を忌憚なく口にするので好感が持てる。そのため、政界ではご苦労されているように見受けられるが。
 同じく維新の会の西村真悟氏は、“ずばり発言”で除名処分を受けた。
 橋下氏、中山氏、西村氏、3名の方々の今後のご活躍を祈念せずにはおれない。

 代表の発言で逆風に晒されている維新の会は、夏の参院選対策として、知名度の高いアントニオ猪木氏を“比例”に担ぎ出すという(今日6/5、記者会見予定)。

 こういった類いの発言がある度、常々思うのだが、
①政治家はこういった生々しい歴史認識に関する発言は、外交上、控えた方がよい。
②歴史認識問題は、政界に無関係の歴史家や一般人に任せる。
③守勢一辺倒はやめ(言い訳がましく聞こえるから)、「攻撃は最大の防御」なる方策も考慮する。例えば、第二次大戦終結時における、満州やベルリンでの赤軍の許しがたい暴虐や、ベトナム戦争における韓国軍(猛虎部隊など)の残虐非道な振る舞い、Chinaでの通州事件、等々を政界に全く関係ない面々が、インターネットを使うなどして、チクチク・チクチク突っつく。
④その他、有効と思われる手は何でも使う。
 相手が相手なんだから、こっちもそうせざるを得ない。
(産経・電子版、参照)

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