SSブログ

【バイデン政権の外交】

アフガニスタンの国際空港で自爆テロ.
 今月26日、アフガニスタンの首都カブールの国際空港で、少なくとも13人の米兵が殺害された自爆テロは、混乱を最小限にして米軍のアフガン駐留の幕引きを目指したバイデン米大統領にとって、最も忌むべき展開となった。
 バイデン米大統領は、「実行犯はイスラム国(IS)だ。許さないし忘れない。捜し出して代償を払わせる」、と憤った。
 実際この直後に米軍は、この自爆テロに関わったISの幹部二人を、無人攻撃機によって殺害した。

唐突な米軍撤退表明.
 そもそも、現地情勢が急速に悪化しているにも拘わらず、米軍高官や欧州の同盟諸国からの懸念をよそに、自ら設定した8月31日の撤収期限の順守に拘ったバイデン氏の判断には、疑問符が付く。
 唐突な、米軍撤退表明後のアフガニスタンの混乱ぶりは、目も当てられない。
 アフガニスタン駐留米軍の撤収に際してバイデン氏は、「米国は(テロリストに)脅かされなどしない」としていたが・・・
* * *

 以前、当ブログ【アメリカ中間選挙の結果】(2014/11/05)で紹介した、ゲーツ元米国防長官が出版した回顧録にあった文言を再掲しておきたい。「バイデン氏は過去40年間、全ての重要な外交政策と安全保障に関する判断でミスを犯した」。


★産経ニュース『バイデン政権に最悪の展開 続く「テロとの戦い」』(2021/8/27) 等、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/article/20210827-7UG7W2UG2BM35OFQ372GM7RXWM/

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。