SSブログ

【2億5千万年後の地球】

 50億年後、太陽系が消滅するから地球上の人類も絶滅する、と暢気に構えてる場合ぢゃあないらしい。2億5千万年後にはもう、人類は絶滅の危機に瀕するという。

 今朝(6/17)放送のNHK・BSプレミアム「スーパーコンチネント~2億5千万年後の地球」で、天文学者、古生物学者、古気候学者、地質学者、地球科学々者、氷河学々者など錚々たる面々が、人類絶滅の危機を示唆していた。
 2億5千万年後には、現在分散して存在する大陸が一箇所に集まり、超大陸を形成するという(プレート・テクトニクス理論)。
 超大陸ができると非常に激しい火山活動が起きる。これを「プルーム・テクトニクス」というそうだ。
 地球は概ね三層構造から成る。中心に「核」があり、核を「マントル」が取り巻く様に存在し、マントルの上に薄皮の様な「地殻」があり「核・マントル・地殻」の三層で地球は成り立っている。薄皮のような地殻の上に我々生物は生息する。マントルはドロドロに溶けた状態で対流している。そのマントルの対流運動を扱うのが「プルーム・テクトニクス」、なんだそうだ。
 “超大陸の生成→大規模な火山活動”による環境の激変で、生物は大量絶滅する。
 現に、遡ること2億5千万年前(ペルム紀)、「パンゲア」という超大陸が存在し、その存在がシベリアでの大規模な火山活動を誘引して地球環境が激変し、陸上生物70%・海の生物90%、という生物大量絶滅をもたらした。

 6,500万年前、地上を席巻していた恐竜が絶滅し、恐竜の陰でひっそりと生きていた小さな哺乳類が繁茂し、やがて進化した人類が地球を闊歩するようになった。
 2億5千万年後に人類が絶滅すると、次なる地球の支配者は誰なのか。当番組の最後、ある学者が「ゴキブリかも。環境の激変に対する順応性が高いから。嫌だけど」、と大笑いしていた。こんな場合、笑い飛ばすのが一番かも。
(NHK・BSプレミアム「スーパーコンチネント~2億5千万年後の地球」、より)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。