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【平昌五輪と犬肉文化】

 平昌五輪を取材する欧米メディアが、犬肉を食す韓国文化を批判している。
 米CNNテレビは、「選手たちがスケートやスキーの試合に挑んでいる時、韓国々内で1万7,000匹以上の犬が食用として虐殺されている」、と指摘。
 欧米の動物愛護団体「ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル」(HSI)によると、韓国を含むアジアで、年間3,000万匹の犬が食用として殺されている。HSIはこれまで、韓国国内の養犬場10社を閉鎖に追い込み、1,200匹以上の犬を救ってきた。
 CNNはこうした養犬場の実態について、「暴虐的に殺されるまで、犬たちは鶏かごの様な狭い飼育ケージに1匹づつ入れられ、1日に1回だけ水を与えられ、餌のクズを与えられるだけ」、と怒気を込めて語る。
 昨年12月、CNNと共に養犬場を訪れて170匹を救出したというHSIのメンバーは、場内の様子について、「衝撃的だった。臭いは酷く、環境は地獄絵そのものだ。そこにいた犬たちはとても可愛らしく、人間との接触と愛情を欲していた」と振り返る。

 平昌五輪に出場している、カナダのフィギュアスケート選手・メーガン・デュハメルさんは、最近、養犬場から「ムータエ」という名のダックスフントを保護し、その犬のカナダ入国に向け、全ての法的問題を処理した。
 英大衆紙「ザ・サン」によれば、デュハメルさんは、「他の犬も救出して飼いたいが、気持ちは有るものの、そうするための生活力が無い」、と絞り出すような声で語る。

 平昌五輪を機に、犬肉を食す韓国の文化に疑問を呈し、批判する欧米メディアは、CNNや「ザ・サン」に加え、英紙インディペンデント、米紙USAトゥデー、米CBSテレビ、米フォックスニュースなど、多岐に及ぶ。
 韓国の犬肉事情に詳しい人は、「韓国の若い世代は(年配者と異なり)ペットを飼うことを好むようになり、犬肉を食すのを敬遠する傾向にある」、と指摘。
 一方、犬を飼っているという韓国人男性は、「外国メディアは、平昌五輪のホスト国である韓国の顔に“泥”を塗っている」、と語る。

* * *

 「では、知的哺乳動物・鯨を食べる国はどうなんだ」、と反発の声もあるだろう。
 ロンドンで17日、ロンドン国際映画制作者祭の授賞式が行われ、捕鯨を日本文化の一部として肯定的に捉えたドキュメンタリー映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子・監督が、長編ドキュメンタリー部門の最優秀監督賞を授与された。
 八木監督は「日本の捕鯨に対して一方的な批判が世界から報じられる中で、『おとなしい』といわれる日本人も反論を発信すべきだと思っていた」、また、「反捕鯨家が活動をする最重要拠点の英国で、最高賞(最優秀監督賞)として評価して下さったことには、大きな意味がある」とコメント。

●人間は、他の動・植物の命を戴いて生きている。しかし、「人間に寄り添ってきた犬までも」、とは如何なものか。


★産経ニュース『【平昌五輪】「五輪の陰で暴虐的な慣習」 韓国の犬肉食べる文化、欧米メディア批判 カナダ選手、犬を保護』(2018.2.17)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180217/pye1802170012-n1.html

★産経ニュース『捕鯨擁護「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子氏に最優秀監督賞 英の映画祭・長編ドキュメンタリー部門』(2018.2.19)、より.
★上記へのリンク http://www.sankei.com/entertainments/news/180219/ent1802190001-n1.html

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