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【驚異の『味噌パワー』】

『長生きみそ汁』
 ガンや高血圧を防ぎ、整腸効果その他、健康力を高める驚異の『味噌パワー』。
 その『味噌パワー』に関する著書、順天堂大学医学部教授・小林弘幸著『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム刊)、がベストセラーになっている。
 『長生きみそ汁』とは、白みそ+赤みそ+タマネギ+リンゴ酢、四つの素材から作られた『長生きみそ玉』をベースにした味噌汁。なお、『長生きみそ玉』の作り方は、同誌を参照されたい。
 白みそにはストレスを軽減する『GABA』が、赤みそには血糖値の上昇を抑える『メラノイジン』が、タマネギには血管年齢を若返らせる『ケルセチン』が各々含まれ、更に、リンゴ酢に含まれる『リンゴポリフェノール』には強い抗酸化作用があり、何れも健康に良い食材だ。

『長生きみそ汁』で、ガン予防.
 スプーン1杯の白みそには、ヨーグルト100gのと同量の乳酸菌が含まれ、タマネギに含まれるオリゴ糖は、腸内で乳酸菌などの善玉菌を増やしてくれる。また、タマネギに含まれる食物繊維は、悪玉菌を減らしてくれる。
 更に、リンゴ酢には、体に有害な中性脂肪やコレステロールの低下に効果のある、酢酸がタップリ含まれている。
 つまり、『長生きみそ汁』を1日1杯飲むだけで、腸内の善玉菌が増殖し、悪玉菌・中性脂肪・コレステロールが減少する。したがって、腸内環境が改善されて大腸ガンに罹るリスクが低下する。

味噌は、食中毒予防にも効果.
 こうした健康促進の他、『食中毒の予防』でも味噌の効用は注目されている。
 1997年に行った『日本食品分析センター』の分析研究によると、熟成中の味噌に病原性大腸菌O-157の菌液を添加すると、O-157が大幅に減少・死滅した。
 この分析を委託された『全国味噌工業協同組合連合会』の担当者は、「O-157だけでなく、他の病原菌が味噌に混入して食中毒を起こした症例は、現在までに一例の報告もない」、とのこと。

味噌の塩分は、血圧上昇とは無縁.
 これだけ効用のある味噌だが、含まれる塩分は高血圧の大敵、と敬遠され勝ち。
 しかし、昨年2017年、広島大学の研究グループが、「食卓塩と同量の塩分を味噌から摂取しても、血圧は上昇しない」、との研究結果を明らかにした。
 順天堂大学の小林教授(前述)も、「味噌の、どの成分に血圧を下げる作用があるのか特定されてないが、味噌の塩分は血圧上昇とは無縁。またリンゴ酢には、余分な塩分を体外に排出する効果のあるカリウムが豊富に含まれており、この点からも、塩分の心配は無用」、とのこと。

 『長生きみそ玉』は味噌汁だけでなく、おかずの調味料としても使い勝手がよく、冒頭に挙げた小林教授の著書には、豊富なレシピが掲載されている。

* * *

 早速、『長生きみそ玉』を作ってみた。味噌汁10杯分の味噌玉が、簡単かつ一度に作れ・保存が利き・熱湯を注ぐだけで味噌汁ができ、超便利。

★「アサヒ芸能」(11/8号)『「味噌パワー」の驚くべき効果』(副題:1日1杯の「無敵味噌汁」で心筋梗塞・大腸ガンを防ぐ)、より.

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