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【尹(ユン)大統領、支持率急落】

 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率が、就任から約2ヶ月半で3割を切る危機に瀕している。
 尹(ユン)大統領は、『素人政治家』とも言われている。
 世論調査会社の韓国ギャラップが、7月29日に発表した尹氏の支持率は28%、不支持率は62%に上った。因みに、大統領就任直後、5月の支持率は52%だった。
 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の支持率が30%を割ったのは就任から約4年後、朴槿恵(パク・クネ)元大統領は約2年後で、尹氏の急落ぶりが際立っている。
 ギャラップの調査では、不支持の理由に21%が『人事』を挙げており、尹氏と同じ検察出身者や知人を要職に起用した人事が、連日、否定的に報じられた事もある。

急落の原因、分からず.
 半面、目立った失策もなく、与党『国民の力』関係者は、「支持率急落の明確な原因が分からないのが問題」と指摘。尹氏も記者団に、「原因が分かれば解決した筈」と述べている。
 尹氏は5月にバイデン米大統領と会談し、北朝鮮の核・ミサイルに対する抑止力強化で一致した。
 6月には国際会議出席のためスペインに初外遊し、各国首脳に存在感をアピールした。ポーランドへの過去最大規模の兵器販売契約を取り付ける等、外交・安全保障面で順調な滑り出しを見せた。
 ただ初外遊では、夫人が目立ち過ぎとの批判も浴びている。

国民との意思疎通を図るものの・・・
 国民との意思疎通不足、と言われた文・朴両氏との違いを示すため、尹氏はほぼ毎朝、報道陣の『ぶら下がり』取材に応じてきたが、ストレートな物言いが物議を醸している。
 30代の与党代表として若者の支持を繋ぎ止めてきた李俊錫(イ・ジュンソク)氏が、7月、不祥事疑惑で党員資格停止となった余波も大きい。
 親尹派と親李派議員の対立が顕在化し、親尹派の権性東(クォン・ソンドン)代表代行ら指導部が次々と辞任し、与党指導部が機能不全に陥っている。
 政府高官を務めた保守系の大学教授は、「国民の注目を引く大胆な経済政策などを示さない限り、支持率の反転は難しいだろう」、と指摘する。

* * *

 ペロシ米下院議長の訪韓の際、尹大統領はソウルにいたものの、夏休み中との事でペロシ議長と面談する事もなく、電話会談で済ませた。
 電話会談では、韓国側から台湾問題を持ち出す事もなく、米中対立と距離を置こうとする姿勢が覗われる。
 米韓関係の強化を訴えてきた尹氏が、米側要人と面談しなかった事に、国内では批判の声が挙がっている。
 『素人政治家』の所以か。


★産経ニュース『尹大統領が就任2ヶ月半で危機 支持率20%台、与党指導部瓦解』(2022/8/2)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/article/20220802-D4BM3S5GNNJC3O3EMETRZJ3R2Y/

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Stephennulky

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Source:

- https://pushkino.tv/news/zhurnal/175404/
by Stephennulky (2022-08-09 01:14) 

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