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【保守を騙る】

【お詫び】
 前回のブログで、3カ所に人名表記ミスがありました『高市さんとすべきところ、高石さんと誤記』。お詫びして訂正いたします。すみませんでした。

河野氏、国防への考え.
 そもそも河野氏の国防に対する考え方には、根本的な問題がある。
 氏が防衛相だった時、地上配備型ミサイル迎撃システム『イージス・アショア』計画を、いきなり中止してしまった。
 理由は、迎撃ミサイルの発射後、ミサイルから切り離されたブースターが、自衛隊演習地を超えて民家に落ちる危険性がある、というのだ。
 北朝鮮や中国のミサイルに核や生物兵器が搭載されない保証はなく、その場合、数十万人単位の人命が失われかねない。
 河野氏はその重大な危険を、ブースターの民有地落下の危険と同列に並べ、代替策も示さず独断的判断で止めてしまった。保守層にとって、この無責任な決断は受け容れ難い。

 高市氏は、敵基地攻撃能力の構築を主張する。岸田氏も敵基地攻撃能力を『有力な選択肢』と捉える。
 一方河野氏は、「弾道ミサイルの移動式発射台を見つけて破壊するのは困難だ。日米同盟に基づく抑止力全体の向上で対応する」と言う。これでは曖昧すぎて分からない。

氏は反原発.
 経済・国民生活・産業の基盤としてのエネルギー問題では、原子力を活用しなければ電力の安定的供給は不可能だ。
 河野氏の原発論には二枚舌の疑いがある。
 原発ゼロ論者の氏は出馬表明の記者会見で、「安全が確認された原発は当面は再稼働していく事が現実的だ」と述べ、保守的な自民党支持層に近付こうとする。
 氏の言葉を額面どおりには受け取れない。というのも、「核燃料サイクルは一日も早くやめるべきだ」、という発言もあるからだ。
 再処理を止めれば、各原発から出た使用済み核燃料の行き場がなくなり、結果として原発は全て止められる。
 つまり河野氏は、原発廃止論者と言えよう。

氏の皇室観.
 皇室について最も正統な保守は高市氏である。我が国の深い歴史と国柄に沿う形で男系男子による皇位継承を明言し、皇統の系譜を守り支える具体策として、旧宮家の皇籍復帰を提唱している。岸田氏は、女系天皇を選択肢に入れるべきではないと語るが、その先は不明瞭。
 河野氏は記者団に、「男系で続いているのが日本の天皇の一つのあり方だ」、と述べたものの、女系天皇を排除してはいない。

●素人ながら上記の件、深刻に受けとめる。


★産経ニュース『【美しき勁き国へ(櫻井よしこ)】総裁選特別編 河野氏支持は真の保守か』(2021/9/16)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/article/20210916-ZSN6SLJOYFME7ILORX6Z6U45FY/

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