【あら怖し/甥のリベンジ/ジワジワと】
先月2月22日、スペインのマドリードで起きた北朝鮮大使館襲撃事件に、『千里馬民防衛』を名乗る反体制団体が関与との事。
この団体は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、2017年2月にマレーシアで暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子・金漢率(キム・ハンソル)氏らの身柄を保護したとされ、今月1日には『自由朝鮮』と改称し、金正恩・体制打倒のための『臨時政府』の発足を宣言した。
今回の襲撃事件は、ハングルを話すアジア系の人物(複数)が、白昼、北朝鮮大使館に侵入し、館員らを縄で縛り上げて尋問し、館内にあったコンピューターや携帯電話を奪い、大使館所有の高級車2台に乗って逃走した。大使館は何故か、現地警察に被害届を出していない。
奪われたコンピューターや携帯電話には、北朝鮮による制裁逃れや欧州からの高級品密輸に関連する連絡先や文書が含まれている可能性がある。これらの活動には、最近まで駐スペイン大使を務めた、国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が関わっていたと見られる。
襲撃犯らが事件当時の様子を撮影したビデオが、近く公開されるとの事。
スペインの捜査当局は、襲撃犯と米中央情報局(CIA)との関連を調べているが、『自由朝鮮』は事件に関し、どこの政府とも連携していないとしている。
この記事の筆者は、「強奪品には金革哲氏に関する貴重な情報が含まれていると見られ、襲撃犯らが一流の各国情報機関に持て囃されるのはほぼ確実」と指摘。
なお、この団体は今月11日、クアラルンプールの在マレーシア北朝鮮大使館の外壁にハングルで、「金正恩打倒」などと書かれた落書きへの関与を主張している。
●【金正恩/甥のリベンジ/待つ身かな】が、益々現実味を帯びてきた。
★産経ニュース『北朝鮮の反体制団体関与か 大使館襲撃事件』(2019.3.16)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/world/news/190316/wor1903160031-n1.html
この団体は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、2017年2月にマレーシアで暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子・金漢率(キム・ハンソル)氏らの身柄を保護したとされ、今月1日には『自由朝鮮』と改称し、金正恩・体制打倒のための『臨時政府』の発足を宣言した。
今回の襲撃事件は、ハングルを話すアジア系の人物(複数)が、白昼、北朝鮮大使館に侵入し、館員らを縄で縛り上げて尋問し、館内にあったコンピューターや携帯電話を奪い、大使館所有の高級車2台に乗って逃走した。大使館は何故か、現地警察に被害届を出していない。
奪われたコンピューターや携帯電話には、北朝鮮による制裁逃れや欧州からの高級品密輸に関連する連絡先や文書が含まれている可能性がある。これらの活動には、最近まで駐スペイン大使を務めた、国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が関わっていたと見られる。
襲撃犯らが事件当時の様子を撮影したビデオが、近く公開されるとの事。
スペインの捜査当局は、襲撃犯と米中央情報局(CIA)との関連を調べているが、『自由朝鮮』は事件に関し、どこの政府とも連携していないとしている。
この記事の筆者は、「強奪品には金革哲氏に関する貴重な情報が含まれていると見られ、襲撃犯らが一流の各国情報機関に持て囃されるのはほぼ確実」と指摘。
なお、この団体は今月11日、クアラルンプールの在マレーシア北朝鮮大使館の外壁にハングルで、「金正恩打倒」などと書かれた落書きへの関与を主張している。
●【金正恩/甥のリベンジ/待つ身かな】が、益々現実味を帯びてきた。
◇
★産経ニュース『北朝鮮の反体制団体関与か 大使館襲撃事件』(2019.3.16)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/world/news/190316/wor1903160031-n1.html