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【文大統領、いずれ『歴史の罪人』に】

積弊清算.
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任後、『積弊清算』を国政運営の中心に据えている。『積弊』とは、長年積もった悪しき慣行や弊害の意。
 文大統領はいずれ、『親日勢力』もきれいサッパリ無くしたい意向。『親日』とは、韓国が植民地統治から解放された時、それまで日本の植民地統治に協力した勢力でその後、権力を握った人々を指す。
 この様な人々が戦後の日本と経済的な繋がりを持ち、権力や富ほしさに日本の過去を不問にし、過去を清算しなかったと言うのだろう。1965年の日韓基本条約が不完全だとして、徴用工問題などを蒸し返すのも、その様な認識が背景にあるからだ。

歴史の罪人.
 これまで、戦後の日本と韓国は、民主主義と市場経済という共通の価値観に寄り添って友好を育んできた。
 この友好的な関係に、歴史問題で不協和音が生じた場合、それを宥(なだ)め、未来志向的な見地に立って、国民をリードするのが政府の役目の筈だ。しかし、『三・一独立運動』の100周年にあたり、文大統領から発せられたメッセージはその逆で、国民を妄(みだ)りに煽る行為と受け止められても仕方ないものだった。
 戦後、日本が韓国の経済繁栄に手を貸した事実は誰も否定できない。更に、日本は冷戦体制下で韓国と共に、北朝鮮や共産主義勢力と闘った仲でもある。この様な最近の記憶を忘却し、100年前の記憶を呼び起こそうとする発想は、時代錯誤としか言いようがない。
 日本の過去を責める手段として、『親日』の保守系勢力潰しだけではなく、北朝鮮との連携強化や左派勢力を結集するための政治ショーとして利用するつもりなら、文大統領は『歴史の罪人』として名を残すことだろう。


★産経ニュース『「親日清算」も政治ショー? 文在寅はいずれ「歴史の罪人」となる』(李相哲・龍谷大教授)、(2019/03/01)、より.
★上記へのリンク https://ironna.jp/article/12048

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【金委員長、困難な立場に.】

 ベトナム・ハノイでの第2回米朝首脳会談(2/27~28)が、何故か急転直下、決裂してしまったが、その謎を解くカギが明らかになった。
 実は、米情報機関が次の様な情報を入手していたのだ。「北朝鮮軍は、核とミサイル実験の中止・非核化に反対している。北朝鮮の指導者は軍をコントロールできていない。クーデターの可能性がある。」
 翌3月15日、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が、この情報を公式に認めた。各国の情報関係者に衝撃が走り、「金正恩(キム・ジョンウン)委員長と軍部は緊張関係にある」、との見方が広まった。

 実は金委員長、昨年シンガポールでの米朝首脳会に於いて、「ここまで来るのは大変だった、多くの困難や妨害を克服した」と述べていた。当時から、軍部の強い反対に直面していたのだろう。
 更に、「軍の反対を抑えながら非核化を進めるには、段階的に交渉・解決していくしかない」、と金委員長は第1回首脳会談で繰り返し強調していた
 それを受け、トランプ大統領も一時は、「非核化は時間をかけてもいい」としていたが、第2回首脳会談でトランプ大統領は突然態度を変え、首脳会談は破局してしまった。

 崔外務次官の記者会見に関連する注目すべき事件があった。第2回米朝首脳会談5日前の2月22日、スペインにある北朝鮮大使館が何者かに襲撃され、コンピューターや携帯電話が持ち去られた事件だ(前回3/21の当ブログで記した)。
 ところが、北朝鮮大使館は被害届を出さず、スペイン警察の捜査が進まない。不思議なことに、北朝鮮政府も公式の抗議声明を出していない。
 このため、盗まれたコンピューターや携帯電話の中に、核開発に関する秘密情報があったのではないか、との憶測が広まっている。この秘密情報に怒ったポンペオ国務長官とボルトン大統領補佐官が、これまでの方針を急遽変更し、「全面的な核放棄が制裁解除の条件」、と強硬策に転じたのではないか。
 米国との交渉を担当した国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、ハノイでの米朝首脳会談前、スペイン大使を務めていたこともあり、更なる謎を呼んでいる。

* * *

 軍部から金正恩(キム・ジョンウン)委員長への圧力が真実なら、軍部と反体制派『自由朝鮮』に左右から挟撃され、金委員長は難しい立場にあると言えよう。
 以前、当ブログで示した【金正恩/終の棲家は/ロシアかな】(2017/09/30)も、現実味を帯びたか。

★iRONNA(オピニオン・サイト)『金正恩「クーデター失脚」発言はなぜ黙殺されたか』(重村智計・東京通信大教授)、(2019/03/21)、より.
★上記へのリンク https://ironna.jp/article/12192

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【あら怖し/甥のリベンジ/ジワジワと】

 先月2月22日、スペインのマドリードで起きた北朝鮮大使館襲撃事件に、『千里馬民防衛』を名乗る反体制団体が関与との事。
 この団体は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、2017年2月にマレーシアで暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子・金漢率(キム・ハンソル)氏らの身柄を保護したとされ、今月1日には『自由朝鮮』と改称し、金正恩・体制打倒のための『臨時政府』の発足を宣言した。

 今回の襲撃事件は、ハングルを話すアジア系の人物(複数)が、白昼、北朝鮮大使館に侵入し、館員らを縄で縛り上げて尋問し、館内にあったコンピューターや携帯電話を奪い、大使館所有の高級車2台に乗って逃走した。大使館は何故か、現地警察に被害届を出していない。
 奪われたコンピューターや携帯電話には、北朝鮮による制裁逃れや欧州からの高級品密輸に関連する連絡先や文書が含まれている可能性がある。これらの活動には、最近まで駐スペイン大使を務めた、国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が関わっていたと見られる。
 襲撃犯らが事件当時の様子を撮影したビデオが、近く公開されるとの事。
 スペインの捜査当局は、襲撃犯と米中央情報局(CIA)との関連を調べているが、『自由朝鮮』は事件に関し、どこの政府とも連携していないとしている。
 この記事の筆者は、「強奪品には金革哲氏に関する貴重な情報が含まれていると見られ、襲撃犯らが一流の各国情報機関に持て囃されるのはほぼ確実」と指摘。
 なお、この団体は今月11日、クアラルンプールの在マレーシア北朝鮮大使館の外壁にハングルで、「金正恩打倒」などと書かれた落書きへの関与を主張している。

●【金正恩/甥のリベンジ/待つ身かな】が、益々現実味を帯びてきた。


★産経ニュース『北朝鮮の反体制団体関与か 大使館襲撃事件』(2019.3.16)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/world/news/190316/wor1903160031-n1.html

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【文政権は、いずれ軍部に潰される?】

韓国軍の元将軍達が 文政権に反旗声明.
 『慰安婦合意』の反故・レーダー照射問題・文喜相(ムン・ヒサン)国会議長発言・等々、日本を挑発し続ける文在寅(ムン・ジェイン)政権。
 日本では、このような韓国に対して怒りの声が挙がっている。しかしそんな韓国々内も、決して反日一枚岩ではない。
 元国防部長官3名を含む予備役将軍450名が、今年1月にソウルで、『大韓民国守護予備役将軍団』を結成し、「文政権の国防政策に反対し、現役軍人らに政権への不服従を促す」、との声明を発表した。
 また同声明では、昨年9月、文政権が北朝鮮と結んだ『南北軍事合意書』は、韓国憲法に違反しているので廃棄せよ、とも迫る。

文政権の下で解体される韓国軍と米韓同盟.
 また同声明では、文政権は現在、韓国軍と情報機関の解体を進めていると見られ、これを座視すれば、早晩、韓国の国防体制は崩壊してしまうとも指摘。
 何故、文政権が韓国軍の解体政策を推進するのだろうか。それは文政権が、韓国の共産化を目論んでいるからだ。
 更に文政権は、韓国の独立を守る米韓同盟をも解体しようとしている。

 この様な安保政策をとる文政権を批判し、予備役将官・数百人が大規模集会を計画している。集会では米韓同盟の守護と、北朝鮮の非核化なしの(朝鮮戦争)終戦宣言への反対、などを主張する計画だ。

ついに反共政治家も立ち上がる.
 こうした韓国軍の元将軍達に呼応するかの如く、保守系野党に新しい指導者が登場した。
 保守系野党『自由韓国党』の新たな指導者として、黄教安・前首相が浮上。
 黄氏は、北朝鮮スパイなどを取り締まる公安検事出身で、朴槿恵・政権の法相として、従北・極左政党『統合進歩党』の解散を担当し、後、首相となった。朴氏が弾劾されると、大統領権限代行として政局を管理した。
 黄氏は、反共・自由民主主義者で行政経験もある事から、保守層の支持を集めており、次期・保守系大統領として期待されている。

関係各国は.
 トランプ政権は、こうした韓国の動向を詳細に分析し、恐らく秘密裏に支援している筈だ。
 では日本はどうか。日本の命運に関わる朝鮮半島の動向をただ黙って眺めているだけでは、日本を守れるとは思えないのだが・・・

●石原慎太郎氏が今週、TV時事番組で、「文政権は、いずれ軍部に引きずり下ろされるだろう」、と述べていたのが印象に残る。

★「正論」4月号『SEIRON時評 (No.55)』(評論家・江崎道朗氏)、より.

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【パソコン故障】

 今まで使っていたパソコンが故障してしまいました。
 修理を依頼したところ、パソコンのキーボードを一般家庭用“除菌ティッシュ”で拭いたため、残留水分がキーボードに染み込み、接触不良が起きてしまったとの事。
 「パソコンを拭く場合、普通の除菌ティッシュではなく、乾いた布かパソコン専用の除菌ティッシュを使うべし」、との事。
 皆様方も、普通の除菌ティッシュでパソコンを拭かぬよう、ご注意ください。

 修理費用の見積が高額で、しかも「完全復旧できない可能性若干あり」、との事でしたので、思い切って新しいパソコンに買い替えました。『文化的生活』の成せる技、と感謝々々。

 昨年末の変事もあり、『世間の目』の皆様方にはご心配をお掛けし、申し訳ございませんでした。
 あれから4ヶ月、未だ平衡感覚のマヒは若干遺っておりますが、何とかやっております。
 今後とも、『世間の目』を宜しくお願い致します。

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【米朝首脳会談、決裂】

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、「制裁解除」ありきでトランプ米大統領との2回目の首脳会談に臨んだ。会談でトランプ氏が下したのは、「北朝鮮は準備ができていなかった」として合意を見送る、との結論だった。
 金氏が、通常、事前に行われるべき十分な実務者協議を抜きにして、トランプ氏の決断に全てを委ねる賭けに出た事が裏目に出てしまった。今回の会談失敗は、金氏にとって最高指導者就任以来の重大危機ともいえそうだ。

 金氏は今年1月の新年の辞で、「米国が一方的に、何かを強要しようとして制裁と圧迫に出るなら、新たな道を模索せざるを得なくなる」と警告し、飽くまで制裁解除ありきの交渉を米側に迫った。同時に『人民生活の向上』を第一目標に掲げており、経済を圧迫する制裁は体制の将来を左右し兼ねない死活問題だ。
 米側が求める実務者協議には応じようとせず、議題の本格協議に入った時には会談まで1週間を切っていた。その事は、非核化と制裁に関わる重大事項はトップ同士の直談判で決める、とのメッセージだった。だが、トランプ氏は会談本番で首を縦に振らなかった。
 前記の新年の辞で、金氏は米側に制裁の撤回を突き付けたが、これは謂わば、国民に対する最高指導者の公約であり、金氏にとって制裁問題での譲歩は難しかった。金氏は退路を断つ交渉戦術、謂わば『背水の陣』で自らを窮地に追い込んでしまった。


 米朝首脳会談での成果を、両国の仲介役として期待していた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、“楽観から180度反対の結果”となった米朝首脳会談の決裂に、落胆の色を隠せない様子。
 南北交流を進める文政権は、経済協力事業である北朝鮮の開城(ケソン)工業団地の再稼働や、金剛山観光事業の再開などを構想していたし、また、朝鮮戦争『終戦宣言』への期待も強かった。
 米朝首脳会談が決裂した結果、韓国の期待は完全に霧散してしまった。金委員長の“早い時期のソウル訪問”の見通しも一層不透明になってしまった。
 文氏を支持する政策のトップは、南北関係改善や対北政策だが、北朝鮮を巡る情勢が後退した今、経済政策などで国民の批判を受ける文政権に、微妙な影響を及ぼす可能性が出て来た。

* * *

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、マレーシアで暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子・金ハンソル氏らを救援したとする団体が昨日(3/1)、住民を迫害する金正恩体制を覆すための「臨時政府」を発足させた。拠点は不明。
 物別れに終わった米朝首脳再会談の直後の3/1に発表し、国際的な注目を集めようとしたと見られる。(産経ニュース・電子版)

 以前、【金正恩/甥のリベンジ/待つ身かな】(2017/10/16) なるブログを記したが、現実味を帯びてきた?

★産経ニュース『【米朝首脳会談】トップダウン戦略が裏目…正恩氏、最大の危機に』(2019.2.28)
★上記へのリンク https://www.sankei.com/world/news/190228/wor1902280066-n1.html

★産経ニュース『【米朝首脳会談】韓国、楽観から落胆へ…南北経済協力、完全に霧散』(2019.2.28)
★上記へのリンク https://www.sankei.com/world/news/190228/wor1902280085-n1.html
より.


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