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【友邦・台湾にワクチン】

感染拡大の台湾.
 台湾は新型コロナウイルスの押さえ込みに成功してきたが、5月中旬から感染が拡大している。
 台湾では感染が急拡大する中、ワクチンの迅速な調達が課題となっているが、蔡英文・総統によると、海外からのワクチン購入が、中国の介入で契約できないでいる。

手に入らないワクチン.
 そこで台湾は日本政府に対し、「100万回分ほどワクチンが融通できないか」と打診してきた。
 その要請に応じ、日本は台湾に対し、英製薬大手・アストラゼネカ製の新型コロナウイルス・ワクチンの提供を、中国からの“横槍”を警戒しつつ、水面下で慎重に検討してきた。
 検討の際、ワクチンを共同購入して途上国に分配する国際的枠組み『COVAX(コバックス)』を通じて台湾に供給する案も出された。
 しかしそれでは「時間がかかり過ぎる」との意見もあり、安倍晋三・前首相や自民党議員らが動き、この度の迅速なワクチン提供となった。

恩返し.
 日本が東日本大震災や、新型コロナのマスク不足で困難に直面した際、台湾からは多額の義援金やマスクが届いた経緯がある。今回はその“返礼”としてワクチンが送られる事となった訳だ。
 提供に関わった議員は、「災害など困った時には、互いに助け合ってきた歴史がある。国民の理解も得られるだろう」と語る。
 こうした中で、提供に向けた手続きのスピードアップを図り、漕ぎ着けたワクチンの提供。日本政府は台湾に対し、追加的なアストラゼネカ製ワクチンの提供も検討するするとのこと。

●世界の悪者、ここでも又、然り。


★産経ニュース『ワクチンの台湾提供、安倍前首相ら動く 中国妨害警戒 日米台が水面下で調整』(2021/6/3)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/article/20210603-DGRVHC3KZZKGLAFS6RSYO3ULMU/

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