SSブログ

【健康長寿に食用油】

 健康長寿者がよく摂っている油のランキングは、
  ●1位:オリーブオイル.
  ●2位:ごま油.
  ●3位:亜麻仁油.
  ●4位:えごま油.
  ●5位:菜種油.

【亜麻仁油】
 亜麻仁油は亜麻の種子から取れる油で、有効成分は、α-リノレン酸。
 α-リノレン酸は、血管・脳を老けさせない。
 亜麻仁油は熱に弱いので、炒め物などには使わない。
 摂取量の目安は、小さじ一杯/日。

【ごま油】
 肝臓・皮膚を老けさせないごま油。胡麻の原産地はインドまたはエジプトと言われ、クレオパトラも美容と健康のため、ごま油を愛用していたとのこと。
 ごま油の有用成分はセサミン。
 肝臓の機能の一つに代謝がある。代謝とは、食物から摂った栄養をエネルギーに変え、体内に送り込む作用。セサミンはその機能を手助けしてより活発にする。
 また、肝臓には解毒作用もある。セサミンはその機能も手助けする。
 つまりごま油は、肝臓機能を活性化してくれる。
 肝臓だけではない。セサミンを摂ると、皮膚の温度と皮膚の血流量がアップして皮膚が活性化し、皮膚の老化を防止する。
 摂取量の目安は、小さじ一杯/日(亜麻仁油と同じ)。
 摂り過ぎには注意。

【オリーブオイル】
 健康長寿1000人がよく摂る油の第一位は、オリーブオイル。
 人類史上、最長寿記録は122歳。その記録保持者でフランス人の故ジャンヌ・カルマン夫人は、オリーブオイルを好んだ。
 オリーブオイルは、心臓に良い・加熱に強い・手軽に調理できる、という欠点の無い完璧な油。
 オリーブオイルに含まれるオレイン酸は(他の油にも含まれるが、オリーブオイルには特に多く含まれる)、心臓病を予防する効果あり。

 因みに、日本人の死因は次のとおり。
  ●第1位、がん.
  ●第2位、心疾患(殆ど心筋梗塞).
  ●第3位、肺炎.

 心筋梗塞とは、心筋を養っている冠動脈が詰まり、心臓が停止する病。
 血管に悪玉コレステロールが溜まると血の流れが悪くなって滞る。
 オリーブオイルに含まれるオレイン酸が善玉コレステロールを強化し、悪玉を駆逐して血流を良くする。
 心臓病の原因には、「エイリアン脂肪」(内臓脂肪の一種)もある。
 「エイリアン脂肪」とは、本来なら付着しない心臓周りに付着する脂肪で、心臓に毒素を注入して心筋梗塞などを引き起こし、最悪、死に至る。
 最近の研究によると、オリーブオイルのオレイン酸がエイリアン脂肪を撃退する、とのこと。

【参考】
●天ぷら油は何回で交換?➜ 原則、1回。どうしても繰り返し使用したい場合、熱いうちに油を漉した方が、油の持ちが良い(天かすの酸化・劣化が早いので)。しかし、使っても2~3回。
●油の保管場所は?➜ 熱・空気・光の当たらない場所、例えばシンクの下など。
以上.


★テレビ朝日(5月29日放送)、『林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル』(心臓・血管・肝臓を老けさせない!? 最強の油No.1決定戦)

nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。