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【上皇陛下の記念日を】

 2017年12月21日付け(1年半ほど前)の古いニュースだが、最近の産経電子版に再掲されていたので内容に大きな変動はない、として話を進める。

 祝日『天皇誕生日』は現在12月23日であるが、新天皇のご即位に伴い、今後は2月23日とし、今まで祝日だった12月23日は平日とする、との政府案が検討されている。
 12月23日を祝日『上皇誕生日』とすると、新旧天皇の併存による『二重権威』とも映り兼ねない。そのため平日とするのが相応しいという。

 天皇誕生日については、明治天皇が『文化の日』(11月3日)、昭和天皇が『昭和の日』(4月29日)と、何れも祝日になっている。
 大正天皇については、生まれ付き病弱であらせられ、在位期間も15年と短く、その内5年間は、昭和天皇が摂政の宮として政務を執られていた。そのためか、祝日としての『大正天皇誕生日』はない。
 なお、平成31年4月30日の譲位に伴い、皇太子殿下が即位され、改元される5月1日を『祝日』か『休日』にする方向で検討する予定。

* * *

 上記の政府案では、上皇陛下に関する『祝日』or『休日』が全く無い。
 大災害が続発した平成の30年間余り、被災者と真摯に向き合って来られ、また退位に当たっては、国民に感謝の意を表された上皇に思いを致し、何らかの『上皇記念日』を、と思わずにはいられない。
 昭和54年頃だったか、勤務していた研究所を皇太子殿下(現在の上皇陛下)が視察にお見えになり、殿下を目前にした事がある。その時の印象は、雲上人ではあるものの、僭越ながら、親しみのあるお人柄が感じられた。


★産経ニュース『【天皇陛下譲位】天皇誕生日は2月23日、12月23日は当面平日に…政府検討入り』(2017.12.21)、より.
★上記へのリンク https://www.sankei.com/politics/news/171221/plt1712210032-n1.html

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