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【北朝鮮が非核化?】

核の脅威が消えた?
 トランプ米大統領は米朝首脳会談で、米韓合同軍事演習の中止を表明した。
 またトランプ大統領は、北朝鮮と「朝鮮半島の非核化」の合意を受け、「北朝鮮の核の脅威は消えた」(?)とも表明。

 しかし、マティス米国防長官は、北朝鮮が非核化に向けて具体的な行動を示したかについて、「私が知る限りでは、ない。詳細な協議は始まっていない」と明かし、北朝鮮が現時点で具体的措置を取ることを「想定していない」、とも述べている。
 オバマ前政権で駐韓米大使を務めたリッパート氏、ヘリテージ財団のクリンナー上級研究員、下院軍事委員会メンバーのテイラー議員らも、自民党の河井克行・総裁外交特別補佐との会談で、「北朝鮮の非核化が進まない場合、制裁強化のほか、軍事行動の検討が必要」、との意見を述べている。

米国メディア、核の隠蔽を暴露.
 米NBCテレビは6月29日、複数の米情報機関による分析として、北朝鮮がこの数カ月間、複数の秘密施設で核兵器製造の材料である濃縮ウランを増産している、と伝えた。
 中央情報局(CIA)など複数の米情報機関は、北朝鮮が核戦力を「生き残りに必須なもの」として死守する一方、トランプ政権から譲歩を搾り取ろうとしている、としている。
 また当局者は、一連の分析を受け、「北朝鮮が核兵器や弾道ミサイルの保有量を減らしたり、製造を停止したりした証拠は全くない。北朝鮮が米国を騙そうとしているのは明白だ」、と強調した。
 米国はここ数年、北朝鮮に対する情報活動を強化し、寧辺(ニョンビョン)の核施設の他に、ウラン濃縮施設が少なくとも1つは存在すると把握しているが、北朝鮮は存在を公表していない。

 米国のワシントン・ポスト紙は、一昨日、北朝鮮に自国の核戦力を全面放棄する意思はなく、むしろ、多数の核弾頭の隠蔽を画策しているのが実態である、と複数の米情報当局者が結論づけている旨を報じた。
 同紙は又、最新の北朝鮮情報の分析に接した複数の米当局者の話として、北朝鮮は核弾頭に加え、核兵器製造のための秘密のウラン濃縮施設の存在も隠そうとしている、とも報じた。
 同紙は昨年、「北朝鮮が65発前後の核弾頭を保有し、存在を明らかにしている寧辺の核施設のほか、その2倍のウラン濃縮能力を持つ、「カンソン発電所」という秘密の地下核施設の存在を米情報機関が、衛星情報の分析などから把握している」、と報じている。

核の脅威は、続く.
 ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、ワシントン・ポスト紙の報道について「コメントしない」としつつ、「米国は北朝鮮が何をしているのかを、全力で把握しようとしている」と述べた。
 また同氏は、「北朝鮮との協議に関与している政権当局者の中に、北朝鮮は誠実だと、馬鹿正直に考えている者はいない」、とも指摘した。
 更に、北朝鮮に交渉を引き延ばされ、核・弾道ミサイル開発進展ための時間を与えてしまった、歴代米政権の「過去の過ち」は繰り返さない、と改めて強調した。

●やっぱりなー。

★産経ニュース『 【激動・朝鮮半島】北朝鮮が濃縮ウラン増産か 「米国をだまそうとしているのは明白」米テレビ報道』(2018.6.30)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180630/wor1806300018-n1.html

★産経ニュース『【激動・朝鮮半島】北朝鮮、核戦力の隠蔽を画策 複数の秘密核施設も存在 米紙報道』(2018.7.2)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180702/wor1807020013-n1.html
等から.


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