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【「日韓合意」のなし崩し】

 韓国は今月24日、慰安婦問題の日韓合意に基づいて日本が拠出した10億円を、韓国政府の予算で置き換える(案)を閣議承認した。
 2016年、日本が拠出した10億円は、合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」を通じ、生存者や故人の代理人に支給されていた。
 既に支給された資金を「韓国政府の拠出金」とする事で、日本から受け取った意味合いを無くす狙いがある。

 韓国政府が「10億円」を韓国政府の予算で充当したが、「日本からの支援は無かった事にする」といった意味合いを持ち、慰安婦合意の内容そのものを否定する事になる。
 韓国が必要とするのは「新しい合意」ではない。問題が永遠に解決しない事にある。即ち、韓国にとっては慰安婦問題に合意(解決)そのものがあってはならないのだ。

 菅義偉官房長官は今日(7/24)の定例記者会見で、「(韓国の10億円充当は)日韓合意の趣旨と精神を毀損する事で、あってはならない事だと思う。日本が既に支払った10億円は、和解・治癒財団の事業実施を含め、日韓の合意の着実な実施に非常に重要だ」、と述べた。
 韓国政府内で慰安婦問題は、国外向けには外交部が、国内向けには女性家族部が担当となっているが、この件について今のところ、外交部の動きはない。

●疲っかれるー

★産経ニュース『韓国、日本拠出10億円分の予備費計上 慰安婦合意に基づく日本の資金凍結』(2018.7.24)、
★上記へのリンク http://www.sankei.com/world/news/180724/wor1807240020-n1.html

★「シンシアリーのブログ」 (リンク http://sincereleeblog.com/ )、
●『慰安婦合意10億円、韓国政府が費用を充当・・「日本政府の支援は無かったことにする」』(投稿日:2018年7月24日)と、
●『韓国、女性家族部長官が「これからも後続措置を続ける」と発表』(投稿日:2018年7月24日)、
参照.


※.シンシアリー氏のプロフィール:
 1970年代、韓国で生まれ育った生粋の韓国人。
 昨年(2017年)、歯科医を休業して日本に移住。
 韓国の反日思想への皮肉を綴った日記「シンシアリーのブログ」は、日本人に愛読されている。
 「韓国人による恥韓論」(扶桑社新書)ほか、多数の著作あり。

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