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【スウェーデン式歯磨き】

歯磨き先進国、スウェーデン.
 前回に引き続き、今回も『歯磨き』。
 毎日チャーンと歯磨きしているのに、日本人のほぼ100%が虫歯、何で?
 そこで注目、スウェーデンでは、新・歯磨き術で虫歯激減。かつてはスウェーデンも虫歯に悩まされていた。スウェーデン人は甘い物好きで、一人当たりの砂糖消費量は日本人の2倍で、虫歯が多かった。

 25年前、東京歯科大学・名誉教授の眞木吉信氏が、最先端の虫歯予防法を学ぶためにスウェーデンに留学した際、画期的な歯磨き法を知った。その方法とは、スウェーデンのイエテボリ大学で開発されたという新しい歯磨き法『イエテボリ・テクニック』。イエテボリ・テクニックで歯を磨くと、40%以上も虫歯のリスクが減少する。
 その方法とは、歯を磨いた後に漱がない。ただし、対象年齢は12歳以上。小さなお子さんは、やらないで。

イエテボリ・テクニックのポイント.
①.歯磨き粉はタップリ(練りチューブで2cm)。研究の結果この2cmは、虫歯予防に十分な効果が期待でき、フッ素の悪影響が残らない安全な量(イエテボリ大学のペーターリングストローム教授)。
②.フッ素を口の中に残す(漱がない)。
③.歯磨きの後は、飲食しない。出来れば2時間、最低でも30分。

●漱ぐ回数➜フッ素の残存率。
◎漱がない➜25・8%.
◎Ⅰ回➜8・3%.
◎2回➜5・0%.
◎3回➜3・2%.
◎4回➜1・9%.

 歯磨き粉・塗布剤・洗口液に含まれるフッ素などの含有量は、医薬品・医薬部外品で決められており、例え残存物全部を呑み込んでしまっても、害はない(眞木教授)。

虫歯激減!もう一つのコツ.
●歯科衛生士のプロケア(プロである歯科衛生士による歯のケア)を定期的に受ける。
●歯の残存本数(80代).
◎定期的にプロケアを受けた人➜約16本.
◎ 〃   〃 を受けてない人➜約7本.
●プロケアを受ける頻度は医師の判断によるが、3~6ヶ月に一度位か。

●歯科衛生士が自分の歯を残すためにしている事。
◎第1位➜プロケアを受ける。
◎第2位➜歯ブラシで隅々まで丁寧に磨く。
◎第3位➜歯ブラシ以外の道具(歯間ブラシ、デンタルフロス等)を使う。


★NHK総合TV(5/29放送)『ガッテン!虫歯リスクが激減!? 発見!新★歯みがき法』

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